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週頭からしばらくお仕事をガスガスとやってみた。
そして徹夜したお陰で昨日水曜日の午前10時にお仕事終わる。 さぁ、ショーのはじまりだ。 ということで、疲れをすでに麻痺して忘れてしまった身体を動かして映画を観に行きました。昨年末から映画館へは全然足を運ぶ事が出来なかったので、久しぶり。 着替えながら各映画の上映開始時間をそれなりに眺めておくのが、あたしの映画へ行く準備。ハシゴする為のタイミングを計るため。また時には気まぐれで観るモノをがらっと変えてしまうので独りだとこれを観るぞー!とは臨んで行きません。 結局今日観た映画は… 「ハウルの動く城」「ターミナル」「ネバーランド」「エイリアンvsプレデター」 の4本。 久々のメジャーどころ。 ひたすら個人的な感想を。。。 ハウルの動く城 まず、本編前の予告編「SWエピソード3」に、ふおぉおおおお♪ そしてTHXサウンドシステムのロゴのSE(サウンドエフェクト)がSWの劇中に使われていた音をごちゃまぜにしてて、それがまた楽しい。ライトセーバーの音、ポッドレースのエンジン音、ナブーの飛行艇、トーントーンの鳴き声(EP5の最初、氷の惑星ホスでルークたちが乗っていた生き物)、船内での会話…etc。さぁ、いくつ解るでしょーって言われたみたい。(マニアックでごめんなさい) そして本編。ピアノが単音で旋律を奏でる。 素敵なファンタジーでした。馴れ過ぎたせいか、美術的な映像に震える様な事はなく、でも扉が開いて花の咲き乱れる高原が広がった瞬間、きゅっと涙が出たのは、素直に物語に対しての事だと思う。にへらーっと笑ったり顔をしかめたり、劇場で独りそわそわと楽しませてもらいました。 公開して2ヶ月。やっと観に行けたという感じです。 その間、いろんなヒトの感想を読み、ネットニュースで取り上げられる「盛り上がりにかける」という言葉などを目にしてきたけれども…。観た結果は、それぞれが口にする感想を納得しつつ、当り前ながら自分にはどうでもよいものでした。 低学年の頃にビデオで観たナウシカはまったく意味が解らなかったけれど、解る必要もないというか。原作に出て来るウ゛王の事もクシャナの母に対するトラウマも語らずとも素敵な物語だった。(原作読んでしまうと映画が急に薄くみえるけどw)そんな感覚で観れた。人間模様と戦争との距離感は映画ナウシカに近いような気がする。 某掲示板で語られていたのだけど、もののけ姫の頃から常に「この作品をどう読むか」解釈を観客に求めることで成立する物語になっているし、観客もその一見崇高に満ちた宮崎駿の投げかけに酔っている気がする。そのドラッグがないと酔えないのか、シンプルになったとたん、どうも物足りなさを感じる…そんな雰囲気をハウルを説く社会に感じた。駿さん、あなた楽しだろうなw公認教祖。 ちなみにその語りで、某監督が言っていた。 「これまでの映画文化が育ててきたナレーションの技巧によって、容易に語ることができる情報なんです」 宮崎駿監督は個々に結論を求めてあえてこれを省いたのかしら? ともあれ、人々にとって愛が実る事と戦争が終わる事がある種、統一のハッピーエンドだということはハウルで証明された様な気がします。 音楽はもちろん久石譲氏。オープニングのストリングス、あれはもぉ宮崎アニメにとって「むか〜しむかし」みたいなものなのねwスーっと物語に入っていける。久石節がコロコロとしてて音の質はともかく、これでいいのだと思わせる。すばらしい音楽だわぁ。 ところで、今回も主人公の少女(老婆?)は両手で顔を覆った♪伝統芸?w 宮崎アニメっておばぁちゃん達がとても好き。おお婆さま・ドーラ・本家のオ婆ちゃん・バーサ・工場のおばば達・ひぃサマ・湯ばーば… んー、語ってるな、あたしw ターミナル スティーブン・スピルバーグ監督、トム・ハンクス主演。 渡米した男が入国しようとすると入国拒否。何故なら彼の祖国がクーデターにより事実上消滅。その為パスポートは無効になり、入国はおろか帰国も出来なくなってしまう。男は空港警備局に「ターミナルで待て」と言われ、ひたすら待つ事に…。 この映画のテーマは「待つ」(?)。幸せを待つ人々…水前寺清子の歌には向かないヒト達?w トム・ハンクスが悪戦苦闘しながら空港ターミナルの中だけで生活していく。スクリーンでトムハンクスを観たのってひょっとしてキャスト・アウェイ以来?舞台が無人島になったか空港になったか。ゼメキス監督のキャストアウェイは正直寝てしまった(^^;役柄もあるのかもしれない…個人的にトム・ハンクスは素朴なキャラを演じているのが好きな様です。 スピルバーグ監督は、アメリカをとても素敵に映像化する。ニュースで流れるあの毛嫌いしてしまう国とは大違い。 良き時代は古いものばかりとは思いたくないが、「ジャズ」をひっぱり出されるとやはり古き良き時代になってしまう…。彼は大事に持っているピーナッツ缶の中身を聞かれると「ジャズが入っているんだ」と答える。そしてラストはアノ方の素敵なサックスが鳴り響く。良い。でももっと聴かせてよw 音楽は、大御所ジョン・ウイリアムズ。弾む曲調と、優雅なクラリネットのソロがとても彼らしくて素敵です。 長いなぁ…休憩。。。
by enigm-a-sia
| 2005-01-20 09:54
| 映像がねーしゃ
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